【うるま】平安座島で旧暦の3月3~5日に行われる伝統行事「サングヮチャー」の中日の20日、豊漁や海の安全を願い、大きなタマンのみこしを担いで海を渡る「ナンザモーイ」があった。大雨だった昨年から一転、初夏の晴天の下、彩橋中学校の生徒が力を合わせ、沖合700メートルの「ナンザ岩」との間を往復した。


豊漁と島の繁栄を祈願し、タマンのみこしを担いで海を渡る彩橋中学校の生徒ら=20日、うるま市平安座(金城拓撮影)

 幕開けの儀式は「トゥダヌイユー」。ノロ(神女)役の女性がタマンとマクブをもりで突き刺し、奉納の舞を披露した。みこしは集落を道ジュネーした後に遠浅の海を歩いた。
 
 中学2年で空手部の名城虎冴(たいが)さん(13)は「普段と違って肩の筋肉を使った。みんなで盛り上がれた」と充実の表情を見せた。友人と見に来た大阪府出身の山元桃子さん(39)は360度の海を見渡し「最高」と笑顔。「素晴らしい伝統文化なのでずっと続いてほしい」とみこしを追った。
 平安座自治会の上里敏正会長(63)は「共働きの時代も続けられるよう、新暦の土日に開催できるかなどを模索したい」と話した。(中部報道部・新里健)
 
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