◆米大リーグ ロッキーズ3―12ドジャース(20日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド)

 ドジャースは20日(日本時間21日)、E・ディアス投手(32)を右肘関節遊離体のため15日間の負傷者リスト(IL)入りさせたことを発表した。

 遊離体とは、肘などの関節内で骨や軟骨の一部が剥がれ、ちょろちょろと動き回る様子から「ねずみ」に例えられることもある。

球団によると、ディアスは22日(同23日)に摘出するためのクリーニング手術を行う予定で、全治には3か月ほど要する見込み。復帰は早くてもオールスター明けとなる見通しだ。

 ロバーツ監督は試合前に「(昨日の試合後に)警戒すべき兆候があった。肘に違和感があったこと、そして先手を打つべきだと判断し、MRIなどの検査を行い、遊離体が見つかった。症状を感じたのは今回が初めて。球速低下の原因は遊離体でじん帯に問題はなかった」と説明した。

 絶対的守護神の離脱を受け、地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」でド軍の番記者を務めるB・プランケット氏は自身のXを更新。昨季終盤に一時的なリリーフ転向を受け入れ、ポストシーズンではクローザーの役割を担った佐々木朗希投手(24)を先発から抑えに再転向させる考えがあるかゴームズGMに聞いたところ、「NO」という返答があったことを伝えた。同GMは「あれほどの才能を持つ選手(ディアス)を失うのは痛いが、我々には層の厚い優秀な投手陣がいる。他の選手にチャンスが生まれる」などと話したという。

 メッツから3年総額6900万ドル(約108億円=当時のレート)で加入したディアスは今季、ここまで7試合で1勝0敗4セーブ、防御率10・50。前日19日(同20日)の敵地・ロッキーズ戦では8回に登板するも1死も奪えず3安打1四球で3失点を喫していた。

通算257セーブの右腕の長期離脱はド軍リリーフ陣に大きな影響を与えそうだが、ワールドシリーズ3連覇に向けてブルペンの力を結集する時だ。

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