◆米大リーグ エンゼルス2―5ブルージェイズ(20日、米カリフォルニア州アナハイム=エンゼルスタジアム)

 ブルージェイズ・岡本和真内野手(29)が20日(日本時間21日)、敵地・エンゼルス戦に「5番・三塁」で先発出場。前日の7番から打順を2つ上げて5試合ぶりの5番起用となったが、3打数無安打1四球で2試合連発はならなかった。

チームは4連敗のあと2連勝とした。

 0―0の初回2死一、二塁。岡本の打球は遊撃のほぼ正面に転がった。だが、遊撃・ネトが打球をはじく。しかし、ネトはすぐに二塁走者だったゲレロを指さした。三塁に進む際に打球をよけたゲレロの右足つま先に打球が当たっていたとアピールしたもので、審判団は集まって協議したが、アウトが認められることはなかった(記録は遊失)。2死満塁から6番ソーサは空振り三振に倒れ、先取点とはならなかった。

 3回2死の第2打席で岡本はフルカウントからの8球目、94・1マイル(約151・4キロ)直球で見逃し三振。低めギリギリのコースで岡本は自動ボール・ストライク判定システム(ABS)によるチャレンジを要求したが、判定は覆らなかった。6回無死一、二塁の第3打席はネトの美守に阻まれて遊ゴロ。8回1死の第4打席では四球を選んで3試合連続出塁とした。

 岡本は19日(同20日)の敵地・Dバックス戦では、初回無死満塁で左越えの2点二塁打を放ち、メジャーでは初めて1試合複数打点を記録。

3回先頭では左翼席へ3号ソロをたたき込んだ。16試合ぶりの一発は打球速度103・3マイル(約166・2キロ)、飛距離406フィート(約123・7メートル)の当たりだった。

 この日の試合前には3月のWBC日本代表で共闘した菊池雄星投手(34)と談笑した岡本。現地テレビ局でキャスターを務めるH・メイ氏によると「シュナイダー監督は怖い顔をしてるけど、実際はいい人だから心配しなくていいよ」と冗談交じりに助言されたようだ。先輩からトロントにあるおすすめのレストランも紹介してもらったといい、リラックスして試合に臨んでいた。カナダ「スポーツネット」のS・ダビディ記者によると、チームは飛行機にトラブルがあったため、前日試合が行われたアリゾナ州フェニックスからこの日の試合会場であるカリフォルニア州アナハイムまでバス移動となったが、岡本は“トラブル”にもめげず。バットから快音は出なかったが、三塁守備では再三の好守を披露した。

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