どちら向きかが議論になっていた首里城正殿前の大龍柱が16日までに、互いが向き合う「相対向き」で設置された。来週以降に仕上げの彫刻を施し、完成後に報道関係者に公開される予定。

 同日の現場では、大龍柱の周囲に作業の足場が組まれていた。ひげや突き出た口などの繊細な形を保護するため、顔の周りにはウレタンを詰めた囲いが付いているが、互いに向き合った姿が確認できた。
 工事を担う沖縄総合事務局が6月、相対向きを採用する方針を明らかにしていた。
 御庭を向いた「正面向き」の設置を求めてきた「首里城再興研究会」の友知政樹共同代表は「首里城の復元ではなく歴史の改ざんに等しい。ウチナーンチュみんなで関心を持ち、諦めずに訴えを続けたい」と話した。(社会部・与儀武秀)
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