原作は2002年に刊行された東野圭吾の小説『ゲームの名は誘拐』(光文社文庫刊)。主人公の広告代理店の敏腕プランナー・佐久間駿介(亀梨)が、手掛けていた大型プロジェクトから突如降板させられたことを機に、自分を引きずり下ろした大企業の副社長に一矢報いるため、その娘と共謀して狂言誘拐を企てたことから始まるミステリー。
同局作品出演は2022年『連続ドラマW だから殺せなかった」以来約2年半ぶり15作目となる渡部が演じるのは、亀梨演じる広告プランナー・佐久間のクライアントである大手自動車メーカー「日星自動車」の副社長・葛城勝俊役。会長の子息だが決して七光りではなく、海外でマーケティングを習得した百戦錬磨のやり手である葛城は、佐久間が打ち立てた宣伝プランを「短絡的」と全否定。プロジェクトリーダーから突如降板させたことで、壮絶な恨みを買うことになる。
さらに自身の娘である樹理(見上愛)と佐久間が狂言誘拐を企てると、2人を翻弄する“最恐”の敵として、スリリングな駆け引きを展開していく。
そして、メインキャストである亀梨、見上、渡部が初集結した特報映像を初公開。「すべてはゲームだ」と語り始める主人公・佐久間が仕掛けた“誘拐ゲーム”をめぐり、騙し騙され合う3人の、緊張感満載の映像に仕上がっている。
■渡部篤郎コメント
――本作のオファーを受けた際のお気持ちをお聞かせください。
2002年の刊行から時を経て、名作となった小説のドラマ化に、参加させていただいたことにうれしく、感謝しています。
――今回演じられる葛城勝俊は、主人公の前に立ちはだかる“最恐”の敵。演じる上で心掛けたことがあればお聞かせください。
主人公の敵は、強敵でなければならないという強い思いを持ち、撮影に挑んでいました。
――放送を楽しみにされている視聴者の皆さまへ向けて、メッセージをお願いします。
令和の現在に設定を置き換えた今作品を楽しんで観ていただけるよう、全スタッフ、キャストで原作に敬意を持ち作りました。