入社11年目の諸國と入社7年目の佐藤。
同番組を企画したのは佐藤自身。朝番組『す・またん!』(毎週月~金 前5:10~ ※関西ローカル)の担当が6年目に入り、夕方に就寝する生活にも慣れてきた今年はじめ、「自分のやりたいこと、楽しいと感じることはなんだろう?と考えるようになりました」と振り返る。その結果「とにかく自由に話せる場がほしい!ないなら私が作ろう!」という思いが芽生えた。
その時、ずっと好きだったラジオの魅力を改めて考えるようになり、「私はラジオが好きで毎日聴いているのですが、ラジオはパーソナリティーの人柄がわかりやすく、また個人的な話題を聴いているうちに、どんどんコアなファンが生まれていくように思います」。自社でラジオ番組を放送できるわけではないが、同様の魅力を秘めた音声コンテンツならできると、企画に着手した。「企画書を書くのも初めてだったのですが、絶対に通したかったので、いろんな人のPodcastを聞き、企画書の書き方を先輩に教えてもらい、企画内容を練れるだけ練りました」と話す。
おしゃべりのパートナーは先輩アナウンサーの諸國が務める。諸國と佐藤は一緒にキャンプやサウナに出かけたり、時には実家を訪ねたりするほどの関係。企画に誘われた諸國は「他にも仲のよいアナウンサーがいる中で、年上の私に声をかけてくれたことがうれしいサプライズ。もちろんやりたいと即答しました」と言う。
諸國もまた音声メディアに関心が高く「就職活動ではラジオもあるテレビ局を第一志望にしていたほど、音声メディアには親しみがあります。
佐藤は「アラサー独身アナウンサーの2人が日々の生活で感じることや人生観、恋愛観など、等身大であけすけなおしゃべりを盗み聞き感覚で楽しんでいただけたら幸いです」とし、「このアナウンサーが好きだからこのテレビを見てみようと思ってもらえたら。また、私たちもトーク力を磨くことでテレビ番組やイベントでもその技術を生かしたい」と展望を語った。