原作は、『財閥復讐』に続き、テレ東×アミューズクリエイティブスタジオが共同製作した完全オリジナル漫画。芸能事務所のマネージャー・吉川恵子(松下)が、新人俳優・森山拓人(野村康太)に異常なまでの愛を注ぎ、その執着が狂気へ変ぼうしていくという、鬼気迫る狂愛サスペンス。
拓人の母親・森山雪乃(山口紗弥加)と対峙の末、ケガを負った恵子を献身的に看病する拓人。穏やかな日々を送る2人だったが、拓人は裏では美羽(中村ゆりか)と密かに会い続けていた。
CMも決まり仕事も順調。しかし、そんなある日、拓人は半開きになった恵子の部屋が気になり入ってしまう。そこには、美羽のもとに送られてきたアイスピックと同じものが…。そして、怪しげなカーテンを開けると、抱き枕やぬいぐるみ、写真などおびただしい拓人に関連する品々が並べられていた。
さらに、パソコンには、美羽の家での会話が盗聴された音声データも残されており、困惑する拓人。その背後には恵子が。「ダメって言わなかったぁ?この部屋は入ってはいけませんって」と淡々とした恵子の言葉に動けないでいると、突然、ハンカチで口を抑えられ眠らされてしまう。
「あ~あ…引っかかっちゃったぁ」と拓人の頭を撫でる恵子。