舞台は石川県。キャプテンと副キャプテンの2人旅は今回が初めて。そんな2人が最初の目的地に選んだのは、お寿司屋さん。車内では食の話題で盛り上がり、菅原が「わさび抜きしか食べられないです」と打ち明けると、梅澤は「20歳になるんだから、もう食べられるようにならなきゃ(笑)」と笑顔で返す。さらに菅原は「わさび入りのお寿司を食べて一回泣きました(笑)」とかわいらしいエピソードも披露し、和やかな雰囲気で旅がスタート。
予約がなかなか取れないという名店「鮨 はち丸」総本店では、ヤリイカ、アラ、マグロの漬け、アジ、ノドグロなどのフルコースを堪能。2人はしあわせそうな表情を浮かべ、梅澤が思わずダンスをしてしまうほどのおいしさに感激していた。
その後の道中では読書の話題に。「キャプテンとか副キャプテンやっているとさ、言葉の引き出しが…」と梅澤がこぼすと、菅原も「私最近すっごい悩んでいます」と共感。「梅さんが前に、『色んなMCの映像を見返した』と言っていたじゃないですか、だから今年のツアー中に(過去のライブ)映像でMCをまた振り返ったら(歴代キャプテンの)皆さんが全員違う色で、よりわかんなくなっちゃいました(笑)」と率直な胸の内を打ち明けた。
雨予報を覆す快晴の中、少し早めに宿へと到着。海の見える和室には専用の露天風呂があり、部屋には前回の伊藤理々杏&岡本姫奈からのお土産である白と紫のお守りが。乃木坂46カラーのお守りを見つけ、2人はうれしそうに手に取った。
その後、散策では金箔ソフトクリームを味わい、「浮御堂」を参拝。夕食時には浴衣姿で会席料理を楽しみながら「今日は食べてばかりだね」と苦笑い。自然と会話は乃木坂46やメンバーの話に移り、梅澤から「ライブでやりたい曲は?」と聞かれた菅原は、「『意外BREAK』とかやってみたいです。でも、意外と『ごめんね、スムージー』とかかわいいのも乃木坂46人生の中で1回でいいからやってみたい」と声を弾ませた。
また、メンバー同士の支え合いについては、梅澤が「隣にいる久保とかに着替えながら聞くもん。『ねえ、今のヤバくなかった?』っていうと『何言ってるの?あんた最高だよ!』って言ってくれる(笑)」と信頼関係を明かす場面も。
食事の終盤には、菅原が「梅さんちょっと眠くなってきましたか?」と気づくひと幕もあり、「そんな分かる?」と梅澤も驚き。
キャプテンとして自然に後輩の言葉を引き出す梅澤と、その空気の中で素直な思いや悩みを語る菅原。後編ではさらに2人だからこそ共有できる本音が語られる。