俳優の板垣李光人が作・絵を手掛けた絵本『ボクのいろ』が、11月6日から発売されることが決定し、きょう12日より予約販売が開始された。板垣にとっては本作が自身初の絵本となる。


 本作『ボクのいろ』は、2025年4月に絵本投稿サイト「よみきかせキャンバス」にて、デジタルで発表された作品に加筆修正し、さらに描き下ろしを加えたもので、「自分らしさ」をテーマに、真っ白なからだをもつ不思議な生き物・ヌルが、色とりどりの世界で暮らしながら、「どうして ボクだけ 色がないの?」と悩みながらも、さまざまな出会いを経て自分の色を探していく物語が描かれる。

 鮮やかに広がる色彩と、愛くるしいヌルの姿が描かれたイラストは、ページをめくるたびに心を和ませ、リズムのあるやさしい言葉で綴られた文章には、板垣のこだわりがぎゅっと詰められている。子どもから大人まで幅広い世代に読んでほしい、ありのままの自分を大切にしたくなる、そんな一冊となっている。

 また本の質感や色彩にも板垣のこだわりが詰まっており、手元に置いておけば、気が向いたときに何度でも開き、そのたびに新しい発見を楽しめる絵本となっている。

■板垣李光人コメント

このたび「ボクのいろ」が書籍として発売されることになりました。デジタル上で楽しんでいただく良さもありましたが、こうして皆さまのお手元に紙媒体としてお届けできることを大変嬉しく思います。

今回の出版に際し、現在公開されているものからイラストにも一部修正を加え、手元で1枚1枚ページを捲る絵本としての魅力をより感じていただけるようなアップデートを施しました。ぜひ、大人の皆さまもこどもの皆さんも、お楽しみください。
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