本作は1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇で、三谷の半自伝的要素を含んだ完全オリジナルストーリー。菅田は、主人公で成功を夢見る演劇青年・久部三成(くべ・みつなり)を演じる。共演には二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波という豪華な顔ぶれが集結した。
独特の感性と個性的なルックスで大ブレイク中のお笑い芸人・ひょうろくがフジ連ドラ初出演。本作では、マスター・風呂須太郎(ふろす・たろう/小林薫)のジャズ喫茶「テンペスト」の従業員・仮歯(かりば)を演じている。仮歯は気弱で神経質なうえに声が小さく、店内で大声を荒らげる久部(菅田)を注意しようとするが、いつも久部の声にかき消されてしまう。
ひょうろくはコンビを解散後、フリーのピン芸人として活動。『水曜日のダウンタウン』(TBS系)などの出演で一躍脚光を浴び、バラエティー番組やCMなどに引っ張りだこの存在に。近年は俳優としても精力的に活動しており、大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(2025年、NHK)への出演も大きな話題となった。フジ連ドラには初出演となる。
■キャストコメント
◆ひょうろく
「ジャズ喫茶・テンペストの従業員の仮歯役のひょうろくです。仮歯?と思いながら撮影に挑みましたが、撮影終えた今も仮歯?となっています。