この日、はるか、あんりはゲストとしての参加だったが、“老舗とんかつ店”の娘である田辺だけ特別審査員を務めることになった。
6種のブランド豚のとんかつを食べ比べするイベント。あんりは「朝食も昼食も抜いている状態なんですけど、(審査のために)田辺さんだけ楽屋で食べてましたね。ずるいよ。なんで、私たちはスペシャルゲストなのに、あんただけ特別審査員なの?」とボヤくと、田辺は「とんかつ屋の娘だから」とばっさり切り捨てた。
「父に感謝」としながら田辺は「とんかつの思い出といったら(運動会などで)小学校の時にお弁当あるでしょ?お昼の時間になると父が揚げたてのとんかつをお弁当にしてくれる」と明かす。あんりは「ということは午前中の競技を、お父さんは見ないの?」と確認すると田辺は「見ない。揚げて、午後から。だから、いい環境で育った」と話して笑わせた。
イベントでは、楽屋でも食べていた田辺も一緒に6種のブランド豚を食べ比べを実施。舌鼓を打った3人は笑みがこぼれていた。
全国6産地のブランド豚(あぐー、オリーブ豚、かごしま黒豚、上州麦豚、TOKYO X、常陸の輝き)のとんかつ食べ比べ、投票でNo.1を決めるイベント。9月に都内の3会場で、各会場の一般参加者100人、特別審査員4人が実食し、投票を実施。投票結果は、MVPはあぐー(沖縄県)、金賞は常陸の輝き(茨城県)、銀賞は上州麦豚(群馬県)となった。