劇団四季は2026年8月より、舞浜アンフィシアター(千葉県浦安市)にて、ディズニーミュージカル『リトルマーメイド』をロングラン上演すると発表した。同劇場における劇団四季作品の上演は、現在上演中の『美女と野獣』(2026年3月15日千秋楽)に続く2作目となる。


 『リトルマーメイド』は、2013年に東京で日本初演を迎えて以来、8都市(東京、名古屋、福岡、大阪、札幌、静岡、広島、仙台)でのべ9公演が行われた。総公演回数は4052回、総入場者数は408万人にのぼる。なお首都圏での公演は、2017年以来およそ10年振りとなる。

 地上の世界に憧れる人魚姫アリエルが、人間の王子エリックに恋をする物語。ディズニー劇場版長編アニメーションを華やかに舞台化した本作は、フルオートメーションのフライング技術やパペット等の様々な創意工夫で、神秘的な海の世界をシアトリカルに描く。

 今回、舞浜アンフィシアターで初めて上演するにあたり、ディズニーと劇団四季のクリエイティブチーム共同で、舞浜アンフィシアターにあわせたインストール作業を実施。半円形のステージとそれを取り囲むすり鉢状の客席を最大限に活用し、舞浜アンフィシアターでしか観られない『リトルマーメイド』の世界を作り上げる。
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