お笑いカルテット・ぼる塾のきりやはるか、あんり、田辺智加が30日、都内で行われた『とんかつ ベス豚グランプリ 結果発表・表彰イベント』に参加した。

 この日、はるか、あんりはゲストとしての参加だったが、“老舗とんかつ店”の娘である田辺だけ特別審査員を務めることになった。
あんりが「老舗とんかつ屋の娘。栄えある紹介でしたね」と話題を振られると、田辺は「まぁね~」と笑顔を見せた。

 6種のブランド豚のとんかつを食べ比べするイベント。あんりは「朝食も昼食も抜いている状態なんですけど、(審査のために)田辺さんだけ楽屋で食べてましたね。ずるいよ。なんで、私たちはスペシャルゲストなのに、あんただけ特別審査員なの?」とボヤくと、田辺は「とんかつ屋の娘だから」とばっさり切り捨てていた。

 その後、6種のブランド豚の食べ比べを実施。もちろん、食いしん坊なぼる塾のために白米も添えられていた。ペロリを食べたあんりは「自分がこんなにおいしい豚が各地にある日本に生まれたことを誇りに思います」としみじみ。はるかは「全部おいしくて、トントントンと食べてしまいました!とんかつだけに」と話し、田辺は「県と生産者の方が力を合わせて、こんなにおいしい豚肉を作ってくださり、ありがとうございました。それぞれの特徴やこだわりが感じられて、おいしくて感動しました。ごちそうさまでした」と感謝していた。


 イベントでは、楽屋でも食べていた田辺も一緒に6種のブランド豚を食べ比べを実施。舌鼓を打った3人は笑みがこぼれていた。大役を終えた田辺は「素晴らしい大会に携われることができて幸せでした。皆さんの思いも伝わってきて、とんかつがおいしかった。豚の種類で、こんなにも味が違うんだと驚いた。この思いを背負って、みなさんにとんかつのおいしさを、これからも伝えていきたいです」と話していた。

 全国6産地のブランド豚(あぐー、オリーブ豚、かごしま黒豚、上州麦豚、TOKYO X、常陸の輝き)のとんかつ食べ比べ、投票でNo.1を決めるイベント。9月に都内の3会場で、各会場の一般参加者100人、特別審査員4人が実食し、投票を実施。投票結果は、MVPはあぐー(沖縄県)、金賞は常陸の輝き(茨城県)、銀賞は上州麦豚(群馬県)となった。
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