身長169cmの高身長に抜群のスタイルを持つ杉山さん。水着審査、ドレス審査ではステージ上で堂々たるウォーキングを披露。質疑応答審査では「SDGsの17項目の目標にあなたが18番目を加えるとしたら?」という質問に、現役の看護師として働いている経験から「命の教育」と回答。「看護師として働く私は日々命の大切さに触れています。市民の皆さんが正しい救命措置や防災の知識を身につけることで、自分の命だけでなく自分の身の回りの大切な人の命を守る力になります。看護師として命と教育を掛け合わせた活動を続けていきます」と力強く語った。
■ミス・プラネット・ジャパン2025グランプリ/杉山佳穂さんインタビュー
――グランプリを受賞した率直な感想をお願いします。
「本当に嬉しいの一言です。ここまで来たなという達成感と、また次の世界大会に続いていくので、後悔の無いように世界で結果を出すつもりで頑張ろうと意気込んでいます」
――本大会へは看護師のお仕事をされながらの参加で、大変なことも多かったと思います。それをどう乗り越えたかについてお聞かせください?
「職場である病院の方にもすごく協力していただきました。夜勤をした後に寝ずにレッスンに行ったりするというのは、やっぱりきつかったですけど、その都度“気をつけて行ってきてね”とか、“頑張ってね”“静岡で待ってるよ”と言ってくれる、職場の先輩方がいてくれたおかげでここまでやってこれたかなと思います」
――質疑応答の審査では、医療従事者として『命の教育』について語っていらっしゃいました。今回、ミス・プラネット日本代表としてどんなことを訴えていきたいですか?
「現場には、命が助かるか助からないかの際どい現実があります。
―ー今回初めてコンテストに参加するにあたって、どんな準備をして臨みましたか?
「パーソナルトレーニングにも通いましたし、何といっても水着とドレスのウォーキングがあるので、仕事終わりに先生にお願いしてウォーキングレッスンをしていただいたりしました。そのなかで自然と体が絞れてきて、ここまで来れました」
―ーご自身が自分の武器だと思うところはどこですか?
「私が強みを発揮できるのは、逆境にいる時だと思っています。辛い時や困難な場所にいる時こそ自分の強みがであると思っています。まだ24歳なので、もっといろいろな経験を積むために、あえて茨の道を行くのも、私の人生としてアリなのかなと思っています。今回のミス・プラネット・ジャパンへのチャレンジでも、一つ成長することができたと思っています」
――最後に世界大会に向けた想いをいただけますか?
「日本代表として、日本を広めていくことが私の責任でもあると思うので、ミス・プラネット・インターナショナルで世界一を獲るつもりで頑張っていきます。世界大会では世界の各国の代表と会うのが本当に楽しみです。その中で静岡、そして日本の良さ、日本人らしさ・日本人特有の美しさ・和の心を広めていきながら、世界で結果を残せるように、これからも精進してまいります。応援よろしくお願いします」
なお、準グランプリは京都代表・小栗有賀さん、第3位は神奈川代表・瀬下未来さん、特別賞のA CLINIC DENTAL賞は大阪代表の原かれんさん、TSUZUKI LADYS CLINIC賞は京都代表・小栗有賀さん、YOKOTA corporation賞は山梨代表の阿井美紗貴さんがそれぞれ受賞した。
『ミス・プラネット・ジャパン(Miss Planet Japan)は2021年からカンボジアで始まった国際的なミスコンテストである『ミス・プラネット・インターナショナル(Miss Planet International)の日本大会。