第5話でMEJが向き合うのは、亡くなった人ではなく“生きている人”の鑑定依頼だ。
今回は、休暇中の真澄(ディーン)に代わり、臨床法医学(生きている人の鑑定)専門の若き法医学者・高森(綱)が中心となり、事件をひもとく。しかし、診察にあたっていた高森は、奏太の体に残された虐待を疑わせるアザを目にした瞬間、震えが止まらなくなる。実は高森自身も、かつて虐待を受けていた過去を持っていた。その後、疑惑の目は、同じく虐待の経験を持つ紀田へ向けられる。繰り返される“虐待の連鎖”という深い闇。少年がおびえる“怪物”の正体とは一体何なのか。
沙也役の小野は、木曜劇場『最高の離婚』(2013年/フジテレビ系)でのテレビドラマ初出演以降、『セシルのもくろみ』(2017年/フジテレビ系)や『となりのナースエイド』(2024年/日本テレビ系)など、数々の作品で存在感を放ってきた演技派。透明感の中に芯の強さを感じさせる独特の空気感を持つ彼女が、本作では、誰よりも息子を愛しながらも、過酷な状況に翻弄(ほんろう)される母親を演じる。
本作は、日本社会が抱える“死因不明”という闇に真正面から切り込み、“遺された痕跡”を手がかりに、隠された真実とその人が生きた証を解き明かしていく物語。法医学専門チーム「MEJ(メディカルイグザミナージャパン)」のメンバーたちが、数々の難事件に挑んでいく。
◆小野ゆり子
Q.本作のオファーを受けて
「オファーをいただいたとき、また並木道子監督の演出を受けることができるなんて…!!と、とてもうれしく思い、“絶対やりたいです!”とマネージャーさんに伝えました。今回演じた役はとても苦しい役柄でしたが、同じ親として気持ちが痛いほど理解できる場面も多く、私にできる限りのことはすべて出し切ろうという想いで臨みました」
Q.撮影に参加してみて
「瀧内(公美)さん、山口(紗弥加)さん、綱(啓永)さんをはじめ、皆さんがカメラに映っていない場面でもお芝居を真剣に受けてくださり、なんていいチームなのだと感じました。また、息子役の長尾翼くんとは2度目の親子役で、とてもうれしい再会でした。そして、久しぶりの並木監督演出でしたが、とあるシーンでNGが出てもう1テイクやる前に並木監督がこちらに来てくださり、“欲張りのもう1本!”と笑顔で伝えてくださったのがとても印象的です。細部まで妥協することなく寄り添っていただき、こんなに幸せな時間はありませんでした。あと、現場のお弁当の美味しさにも感激しました!」
Q.視聴者の皆さまへメッセージ
「今回は感情が忙しい役どころで難しい部分もありましたが、他のキャストの皆さんにたくさん心を動かされ、とても助けられました。法医学と人の想いが重なりたどり着く真実と、その先で沙也とその家族がどんな未来へ進んでゆくのか、最後まで見守っていただけたらうれしいです」

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