本作は、『万引き家族』(2018年)以来、是枝監督にとって8年ぶりとなる日本映画オリジナル脚本作品。これまで『そして父になる』(2013年)、『ベイビー・ブローカー』(2022年)、『怪物』(2023年)などで“家族”を描き続けてきた是枝監督が、今回は“少し先の未来”を舞台に、新たな家族の形を問いかける。
綾瀬が演じるのは、建築家の甲本音々(こうもと・おとね)。大悟は、工務店の二代目社長・甲本健介(こうもと・けんすけ)を演じる。二人の亡き息子・翔、そしてその姿をしたヒューマノイド役には、200人以上のオーディションを勝ち抜いたくわ木里夢が抜てきされた。
今回公開された本編映像では、ヒューマノイドの翔が甲本家へやって来る場面が映し出される。
音々(綾瀬)は、車から降りてきた翔に「おかえり、翔」と優しく声をかけ、うれしそうに家へ迎え入れる。一方、健介(大悟)は、どこか複雑な表情を浮かべながら、その様子を見つめる。
音々が取扱説明書を開き、GPS機能や知能レベルの設定を確認する中、「たくさん話しかけることで成長する」と説明を受けた健介は、「たまごっちやん」とぽつり。さらに、充電や電源の説明を聞きながら、「ルンバやん」とつぶやき、野球の試合へ向かうと言ってその場を離れてしまう。
ヒューマノイドを前向きに受け入れようとする音々と、距離を取ろうとする健介。大悟ならではの間とニュアンスが、息子を失った夫婦それぞれの“喪失の深さ”を際立たせる。
是枝監督は、綾瀬と大悟について、「これまで是枝作品で組んだことのない、新しい夫婦像を作りたかった」とコメント。特に後半の夫婦喧嘩シーンについて、「珍しく10テイクほど撮った」と明かしている。
「一人のトーンが変わると、相手も変わっていく。どの程度感情をぶつけ合うか、毎回違っていた」と振り返り、「喧嘩のシーンで初めて二人が向き合うよう、それまでは座り方も含め、なるべく向き合わないよう演出していた」と演出意図も語った。
綾瀬の繊細な感情表現と、大悟の飾らないリアリティある芝居が交差することで、少しずつすれ違っていく夫婦の距離感が丁寧に浮かび上がっていく。
血のつながりや形にとらわれない“家族”の在り方を描いてきた是枝作品。最新作『箱の中の羊』では、喪失を抱えた人間がどのように他者と向き合い、関係を結び直していくのかを静かに見つめていく。笑いと切なさが同居する、綾瀬はるか×大悟という意外な組み合わせ。是枝監督が描く“未来の家族”に注目が集まりそうだ。
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