大相撲 ▽夏場所5日目(14日、両国国技館)

 横綱審議委員会(横審)による本場所総見が行われた。横審の大島理森(ただもり)委員長が打ち出し後に取材に応じ、2日目から休場した豊昇龍(立浪)、初日から休場している大の里(二所ノ関)の両横綱について「率直に申し上げまして、両横綱が欠場して誠に残念至極でございます」と言及した。

 大島委員長は両横綱が不在の本場所を「横綱の地位というのは相撲ファンにとっては頂上な訳でございまして、頂上の見えない山を見る感じがするわけであります」と表現。「ぜひ横綱としての地位の自覚と責任をさらにご自身で問いながら、今後体を万全な態勢にしていただいて、こんなに盛り上がっている相撲ファンの皆さんの期待に応えるという、そういう強い強い志を持って、努力して精進して頑張っていただきたい」と奮起を求めた。

 また、この日の最も印象に残った取組には体重197キロの熱海富士(伊勢ケ浜)と123キロの藤ノ川(伊勢ノ海)の一番を挙げた。「70キロの体重差がある相撲に多くの皆さんが仕切りの時にシーンとなって、そして立ち合いになって大歓声を送っていただいた姿。横綱がいないのは寂しいけれども、一番一番の熱戦に拍手を送っている姿に、私はむしろありがとうございますという気持ちでございます」と語った。

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