第141話は『ポケモンユナイト』とのコラボエピソード。宮田は人気と実力を兼ね備えたユナイトバトルのアイドルチーム「シャイニングオーシャンズ」のリーダーを演じる。
◆憧れのアニポケ出演 浪川大輔の助言を胸に挑んだリーダー役
――まずはご出演が決まった際の感想を教えてください。
宮田:すごくうれしかったですね。アニポケって1話観たら次の放送は1週間後じゃないですか。だから何回も同じ回を観る子供だったんです。アニポケのセリフを全部覚えて、学校行くまでの間、ずっと1人で1話分ブツブツつぶやきながら学校行っていたりとかしていて(笑)。お話をいただいたときに、昔の記憶が一気によみがえりました。
好きだからこそ、ちゃんと世界観に溶け込むようにしないといけないなって。“宮田俊哉のうれしさ”が出すぎるのもやっぱり違う。
――今回、ユナイトバトルのアイドルチーム「シャイニングオーシャンズ」のリーダーを演じるにあたって意識したことはありますか。
宮田:チームの他のメンバーの顔はどんな感じなんだろうと思って、いただいた映像を止めて見たりもしたんです。いろいろなリーダーのタイプがいると思うんですけど、いろんなメンバーがいるチームで、それぞれの思いがある中でついてきてくれるということは、彼はすごくしっかりしたリーダーなんだなと思いました。結構キリッとしているから、熱さのある人なのかなとか、自分の中で研究しましたね。
声のお芝居を教えてくださった浪川大輔師匠と先日お会いしたときに、「アニポケ出るんでしょ?」と声をかけていただきました。「アニポケでのお芝居は、自分が戦うんじゃなくてポケモンに指示を出すトレーナーにならないといけないから、そこをちょっと意識したらだいぶ芝居も変わるかも」と言ってくださいました。
実際のアフレコでは、事前に準備していったものと違った瞬間もありました。「もっと冷静に」というディレクションもあって、“そんなに熱血じゃなくていいんだ”みたいな。自分だけで考えたものと、制作の皆さんが思っているのではやっぱり違うこともあるから、“たしかにそうだな”と納得して、その場でディレクションに応えつつ、すてきなリーダーができたかなって思います。
うちのグループ(Kis-My-Ft2)、リーダーがいないので、“リーダー”というものがわからないんですよね。でも実際『ポケモンユナイト』のプロチームを見ていると、10代の子がリーダーとしてチームをまとめていたりして、“こういう空気感なのか”というのはすごく参考になりました。
『ポケモンユナイト』で一緒に戦ったときに、俺は“みやってぃ”って呼ばれているんですけど、「みやってぃ、ちょっと待ってください」とか、「みやってぃ見えてないです」とか声がけしてくれて、すごくリーダーっぽいんです。実際のプロチームや、そのリーダーを見てきたからこその感覚は、お芝居に反映できたのかな、なんて思いました。
――今回はネギガナイトがパートナーです。
宮田:ネギガナイトって見れば見るほどかわいく見えてくるんです。
『ポケモンユナイト』ではエーフィでよくバトルをするんです。「ポケモンユナイトアジアチャンピオンズリーグ 2026」大会応援リーダーをやらせてもらっていたときには、エーフィの話ばっかりしていました。だからアニポケのゲスト声優のお話をいただいたときには“エーフィが相棒かな?”と思っていたんですが、まさかのネギガナイト。今はずっとネギガナイトでバトルをしていて、もう俺の相棒です。
――ちなみに、ネギガナイトがパートナーに選ばれた理由をスタッフの方に伺うと、「『ポケモンユナイト』チームさんからおすすめしていただいたんです。ベテランの相手チームとしては、きっとこの構成が最強だろうと教えてもらって、ネギガナイトをリーダーのパートナーにしました」とのことでした。
宮田:わかります!相手チームのうまい人が使うネギガナイト強いんですよ!「どうやって倒せばいいんだよ!」みたいな。ネギガナイトは、最初は難しそうだなと思っていたんですけど、実際バトルをしてみるとめっちゃ奥深くて、楽しいですね。
◆「ポケモン買って!」から人生が変わった 『ポケットモンスター』とともに歩んだ30年
――小学生の頃にアニポケのセリフを毎週1話分覚えて通学しながらつぶやいていたとお話されていましたが、ほかにポケモンの思い出はありますか?
宮田:いっぱいありますよ。1996年に『ポケットモンスター 赤・緑』が発売されて、今年で30周年。発売当時、俺は小学生で、少年サッカーを習っていたんです。『ポケットモンスター 赤・緑』が欲しすぎて、母親に「ポケモン買ってほしい」って言ったら、「じゃあ次の試合で1点入れたら買ってあげるよ」って言われて。結構後ろの方のポジションだったんですけど、試合でぶわって前に出ていって、「へーい!」って言ってボールもらって1点入れたんです。
それでもうポケモンは買ってもらえる。だからずっとボケ~と立っていたら、「お前やる気ないなら代われ」って言われて。ベンチにいればもう走らなくていいし、帰ったらポケモン買ってもらえるし、もう何言われても刺さらない(笑)。
そうしてポケモンを始めて、「お母さん、俺サッカーやめるわ」って言って、ポケモンに熱中して…それがポケモンとの出会い(笑)。でも俺がそのままサッカーをずっと続けていたとしても、Jリーガーになれるなんて思えないので、ポケモンを選択したあのときの俺、やっぱり正しかったなと思います(笑)。
――それがなければ、もしかしたら“今”がないかもしれないですよね。
宮田:そうですよ。
――当時の『ポケットモンスター』ブームで印象的な思い出はありますか?「ポケモン言えるかな?」(1997年にリリースされたポケモン151匹を覚えるための楽曲)も流行りました。
宮田:僕も歌ってました!俺は結構“努力型”なので、この仕事のためにいろいろ努力したんですけど、もともとは宮田家ってそんなに歌がうまい一族じゃないんですよ。小学生の頃はやっぱりラップパートのリズムが難しくて練習しましたね。そのときはマジでイマクニ?になりたいって思っていました。
ジュニアになってからも仕事やレッスンに通いながら小田急線でずっとポケモンをやっていました。事務所に入ったのは小学校6年生のときだったので、2001年。『ポケットモンスター 金・銀』(1999年発売)が出た後で、ゲームボーイカラーでやってたなぁ。友達のレベル100のルギアが「エアロブラスト」で攻撃してきて、一瞬で負けてしまったんですよ。
俺はジュニアをやっていたので、やっぱり他の友達よりやり込む時間が少なくて、めっちゃ悔しかったです。でもそのときに「じゃあ俺ジュニアやめるわ」ってならなかったのは偉いですよね。サッカーはやめるけどジュニアはやめなかった(笑)。
カントー地方のポケモンはずっと好きで、『ポケットモンスター 赤・緑』 の“151”と言われていた頃が一番青春。ミュウはいまだに一番好きなポケモンです。たくさんの技を覚えるし、なんでもできる。見た目はかわいいのにパワーがある感じがすごく好きで、映画『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』(1998年)も、やっぱりミュウとかミュウツーが大好きだったので楽しかったですね。
◆「多分俺、死ぬまで好き」 宮田俊哉にとって『ポケットモンスター』が特別な理由
――プライベートでも『ポケモンユナイト』に熱中しているそうですね。
宮田:メイク中に『ポケモンユナイト』のゲームをやっているんですけど、負けると「アアッ」とか「んんっ」って悔しがるので、「そんなに怒るならやめればいいじゃん」って言われるんです。「俺だってやめたいよ!やめられるんだったらやめたい。でもさ、もうクセになっちゃってるんだよ!楽しいんだよ、これ!」って返すんです(笑)。
だから「今日勝ってるかな?」とか、メイクさんがすごく気を使いながらメイクしてくれていて、いつも“申し訳ないな”と思いながらも『ポケモンユナイト』やっています。『ポケモンユナイト』は生活の一部なんです。歯を磨くのと同じ。
――では宮田さんにとって『ポケットモンスター』とはどんな存在ですか?
宮田:ポケモンとは…多分俺、死ぬまで好き。ずっと好きだと思う。
ポケモンって、常に新しいことや最先端のことをやっているから、変な話、俺にとっては“エンタメ”のライバルではあります。俺らもKis-My-Ft2で、いろいろなエンタメを生み出していきたいなと思う中で、ポケモンはさまざまなエンタメをやっています。
2023年に横浜で開催された『ポケモンワールドチャンピオンシップス2023』に行ったときには、規模も大きくてドローンショーもあった。ポケパーク カントーも開園したし、エンタメの幅がどんどん広がっていっていますよね。ポケモンセンターとかも、入る前から超ワクワクするんですよ。渋谷のPARCOが俺のホームポケセンなんだけど、入口にミュウツーがいて、入った瞬間からもう楽しい。
ポケモンは、入った瞬間とか、そこに向かう道中でもワクワクさせてくれる。「エンタメの先生」ですね。
――今回の見どころとメッセージをお願いいたします。
宮田:『ポケモンユナイト』というゲームを、もっといろいろな人がやりたいなと思えるアニメ1話になっていると思います。知らなかった人も『ポケモンユナイト』に触れる機会として、その楽しさを伝えるのが僕らの役目。ぜひ『ポケモンユナイト』に注目してもらいたいですね。そして、ただのポケモン好きだった僕がアニポケに参加しているんだぞ!ぜひ見てください!
■テレビアニメ『ポケットモンスター』放送情報
テレ東系にて毎週金曜よる6時55分から放送中
※一部地域では放送日時が異なります。※放送内容は変更になる場合があります。
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