お笑いコンビ・カラテカの矢部太郎によるコミックエッセイ『マンガ ぼけ日和』(かんき出版)が実写映画化されることが決定した。東映配給で2027年公開予定。
映画化決定にあわせ、本作のモデルとなった夫婦をモチーフに矢部が描き下ろしたイラストも公開された。

 原作『マンガ ぼけ日和』は、認知症患者とその家族の日常を、矢部ならではの温かな視点とユーモアを交えて描いたコミックエッセイ。2023年の刊行以来、重く深刻になりがちな認知症というテーマを親しみやすく伝え、「心が軽くなった」「もっと早く知っていたら、心の準備ができたかもしれない」といった共感の声が寄せられるなど、話題を集めてきた。シリーズ累計発行部数は15万5000部を突破している。

 本作の原案は、認知症専門医として25年以上にわたり患者や家族を支えてきた長谷川嘉哉のエッセイ『ボケ日和 わが家に認知症がやって来た!どうする?どうなる?』(かんき出版)。家族が直面する戸惑いや葛藤だけでなく、思わず笑みがこぼれるような日常の出来事も描かれており、同書のイラストも矢部が担当している。

 今回公開された描き下ろしイラストには、映画のモデルとなった夫婦が、矢部らしい優しいタッチで描かれている。

 映画のキャストやスタッフ、公開時期などの詳細は後日発表される予定だ。

 矢部は1977年東京都生まれ。1997年にお笑いコンビ「カラテカ」を結成し、芸人として活動する一方、俳優や漫画家としても活躍。初の漫画作品『大家さんと僕』で第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞し、シリーズ累計120万部を超えるベストセラーとなった。
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