■オフィシャルライブレポート
MISIAにとって台北公演の実現は、2018年に開催された『MISIA 星空のライヴX』以来、約8年ぶり。2024年4月、MISIAのデビュー25周年を記念した「MISIA 星空のライヴXII」で、台北公演を開催する予定だったが、花蓮地震の影響によりやむを得ず中止となって以来、会場で会うことが叶わなかった現地のファンとの再会はMISIA自身にとっても大きな願いであった。
中止後も、MISIAは被災地への想いを形にするため、東京にて、台湾地震被災地支援ライブ『MISIA PEACEFUL PARK with ビビアン・スー』を実施するなど、音楽を通じて支援の輪を広げエールを送り続けてきた。また、台湾最大級の音楽賞『金曲奨(ゴールデン・メロディ・アワード)』への出演経験を持つなど、MISIAにとっても台湾は特別な場所であり、今回の公演はファン待望のまさに「リベンジ公演」となる。
当初は7月25日の1日のみだったが、チケットは即完売。大きな反響を受けて急きょ7月26日の追加公演が決定し、チケットは両日完売となった。MISIAが台北で2日間連続での公演を行うのは今回が初であり、2日間で約9000人を動員。台北におけるMISIA史上最大規模の公演となった。
25日の開演直後、オープニングの「明日晴れたらいいな」を歌い終わると、会場の照明機材によるトラブルで公演が一時中断するハプニングが!戸惑う観客に、MISIAが「待っててくれる?戻ってくるからね!」と声をかけ、MISIAとバンドメンバーはステージから一時退場。そこから約45分後、オープニングから改めて公演がスタートし、MISIAがステージに再登場すると、観客は一斉に立ち上がり、大きな拍手と歓声で出迎え、約8年ぶりの再会に歓喜した。
MCでは中国語で、「台北~!ただいま!今日は私のライブに来てくれてありがとう!みんなに会いたかったよ!みんなも?今夜はみんなで一緒に楽しもう!」と、台北で待ってくれていたファンのみなさんへ募る思いを伝えた。
ライブ中盤では、「Everything」や「逢いたくていま」など現地のファンからも絶大な人気を誇る楽曲に加え、平和や復興の祈りを込めて歌い続けてきた「希望のうた」「明日へ」といったバラードを中心に披露。
ライブが終盤に近付くと、「あなたにスマイル:)」「太陽のパレード」ではMISIAがステージからコール&レスポンスを呼びかけ、さらに会場は一体となり、笑顔があふれる温かい空気に包まれた。
アンコールでは、台湾でも劇場公開され話題沸騰中の大ヒットアニメ、劇場版『名探偵コナンハイウェイの堕天使』主題歌の「ラストダンスあなたと」を待望の初披露。イントロが流れると大歓声が沸き起こり、一気に会場の熱気は最高潮へ。ペンライトが一斉に揺れ動き、爆発的な盛り上がりを見せた。
ラストを飾る楽曲は「アイノカタチ」。2024年4月の「MISIA 星空のライヴXII」台北公演で披露されるはずだったが、花蓮地震の影響により公演が中止となり、これまで観客の前で届けることが叶わなかった一曲でもある。本公演で初披露となる「アイノカタチ」を心を込めて歌い上げると、その歌声はまっすぐに観客の心にも届き、会場が大きな愛と感動に包まれた。
冒頭、照明機材トラブルのハプニングに見舞われるも、それをまったく感じさせない圧巻のパフォーマンスを披露したMISIAは約2時間で全18曲を歌い切り、初日のステージを終えた。
25日の公演後、現地のSNSでは、「もう一度観たい!」と翌日の公演のチケットを探す人や、「生歌を聴いて感動し、思わず涙が出ました。」など、多くの称賛の声が見受けられた。
翌26日の公演では、初日とは異なる楽曲を織り交ぜたセットリストを披露。
MISIAは随所で「私は本当に、本当に幸せです」「みんな、ありがとう!本当に本当に大好きです!」と再び会えた喜びと感謝を、何度も伝え、2日間にわたる台北での公演を締めくくった。


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