英国のミステリー&ヒューマンドラマ『ブロードチャーチ 殺意の町』のシーズン1から3までが、10月6日午後5時からNHK BSP4Kで放送されることが決定した。各シーズン全8回、物語の完結まで計24回の放送となる。


 2013年から2017年にかけて英国で放送された本作は、のどかで美しい英国の海辺の町ブロードチャーチで発生した、11歳の少年ダニー・ラティマーの殺人事件から始まる物語。捜査を通して、残された家族や友人、住民たちの悲しみと、町に隠されていた秘密が浮かび上がっていく。

 崖の下の海岸でダニーの遺体が発見され、検視によって事故ではなく殺人と判明する。捜査を指揮するのは、町に赴任したばかりのアレック・ハーディ警部補と、地元出身のエリー・ミラー巡査部長。エリーの息子はダニーの同級生で、両家は家族ぐるみの付き合いがあった。

 住民のほとんどが顔見知りという小さな町で、遺族を含む全員が容疑者となる。さらに、地元紙の記者がSNSに記事を投稿したことで、事件は全国的なメディアの注目を集め、町の日常は大きく崩れていく。

 犯罪ミステリーである一方、突然家族を失った遺族の悲しみや怒り、後悔、すれ違いも物語の重要な軸となる。かわいそうな被害者遺族として扱われる一方、容疑者として調べられる現実や、報道によって傷つけられる人々など、警察捜査とメディアをめぐる社会的な問題も描かれる。

 経験豊富で有能だが、偏屈で非社交的なハーディを演じるのは、『ドクター・フー』や映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』で知られるデヴィッド・テナント。親しみやすく住民の事情にも詳しいエリーを『女王陛下のお気に入り』で米アカデミー賞主演女優賞を受賞したオリヴィア・コールマンが演じる。日本語吹き替えは、ハーディを森川智之、エリーを土井美加が担当。


 よそ者刑事と地元刑事、性格も捜査姿勢も対照的な2人が、衝突しながらも互いを支え、事件の真相に迫っていく。捜査と並行して、謎に包まれたハーディの過去も明らかになる。

 ダニーの両親マークとベスをアンドリュー・バカンとジョディ・ウィテカーが演じるほか、シーズン2にはシャーロット・ランプリングが弁護士役で出演する。

 放送はステレオ2ヶ国語で、主音声が日本語吹き替え、副音声が英語。字幕放送にも対応する。
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