作り手のアイデアや技術次第で、多種多様な表現が可能な「羊毛フェルト」。その無限の可能性を感じさせる驚きの作品がXに投稿され、話題を呼んでいます。
クリエイターのにょほさんが「#ゴールデンウィークSNS展覧会2026」のハッシュタグとともに投稿したのは、なんと「羊毛フェルトの納豆」。
単なるリアルな造形にとどまらず、ネバネバと引いている糸が常に自立し、パックの蓋が宙に浮いたような状態をキープしています。まるで精巧な食品サンプルのような完成度を誇るこの作品の秘密は、「テンセグリティ構造」にありました。
■ 宙に浮く不思議な仕組み「テンセグリティ構造」
テンセグリティ(Tensegrity)とは、「Tension(張力)」と「Integrity(統合)」を組み合わせた造語。棒状の圧縮材が互いに直接触れ合うことなく、ケーブルや糸などの張力材が引っ張り合う力だけで、まるで空中に浮かんでいるかのように安定する構造システムを指します。
宙に浮いているように見える不思議なテーブルやオブジェなどの画像で、目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
これをまさか羊毛フェルト作品に応用してしまうとは、なかなか思いつくことではありません。本作を制作したきっかけについてにょほさんにたずねると、テンセグリティ構造を活かせる作品を模索する中で、「支えとなる糸を“納豆の糸”に溶け込ませれば、テンセグリティ構造をうまく活かせる」という画期的なアイデアを思いついたとのことでした。
■ 制作期間は5日間 絶妙なバランスを探る試行錯誤
驚くべきその構造ですが、外側の発泡スチロールパックは本物を使用し、中身の大豆と引いている糸の部分を羊毛フェルトで表現しているのだそう。そして、羊毛で作られたネバネバの糸の中に、テンセグリティ構造の要となる「釣り糸」が仕込まれてあります。
制作にかかった期間は約5日間。「羊毛フェルト自体は難しいものを作っていません」と語るにょほさんですが、パックの蓋が斜めに持ち上がった状態でテンセグリティ構造が成立するよう、絶妙なバランスを探り当てる工程に最もこだわったといいます。
まるで手品のように、不思議な浮遊感のある作品には、「その発想は無さ過ぎて驚愕」「情報量が多すぎる(凄い)」といったコメントが続々。投稿を見た多くの方を驚かせました。
羊毛フェルトの常識を覆すような斬新なアプローチで生み出された本作。にょほさんは完成後の反響について、「自分の作品を通して羊毛フェルトに少しでも興味を持ってもらえれば幸いです」と感想を寄せています。
異素材のギミックを見事に融合させたこの手法は、今後さらなる注目を集めそうです。
<記事化協力>
にょほ 羊毛卿さん(@nyofoolest)
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026050602.html
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