昨年、予防医学の資格を取得し、ウェルネスに関するセミナーをさせていただく機会が増えてきました。参加してくださった方へのアンケートを拝見すると、どのコミュニティーでも必ずトップ3に入るのが、「代謝が落ちてきた気がする」「ダイエットがうまくいかない」といったお悩みです。
年齢とともに体が変わっていく感覚や、以前と同じように食事に気をつけているのに結果が出ないもどかしさ。多くの方が共通して感じているテーマなのだと実感しています。
実は、これは私自身も長く感じてきたことでした。以前の私は、痩せようと思えば思うほど、なぜかうまくいきませんでした。カロリーを気にして食べる量を減らしても満足感がなく、かえって甘いものが欲しくなってしまうこともありました。
けれど今は、食事を楽しみながら、自分の体に合った調整ができるようになり、旅行に行っても体重がほとんど変わらない。そんな、地味だけれどとても嬉しい状態を保てています。
なぜそうなったのか、振り返ってみると、例えば、私を変えたのは「カロリーだけを見ない」という考え方でした。
多くの人はダイエットを考えるとき、まず「カロリー」を重要な指標として捉えます。
カロリーの低い食事を選んでいるのに、なぜか体調が整わない。むしろ疲れやすくなったり、甘いものが欲しくなったりする。そんな経験はないでしょうか。
例えば同じカロリーでも、血糖値を急激に上げるものと、ゆっくりエネルギーになるものでは、体への影響は大きく異なります。また、ビタミンやミネラルといった栄養素はカロリーにはほとんど反映されませんが、エネルギーを作り出したり、体の機能を保ったりするために欠かせない存在です。
つまり、「カロリーを抑えているのにうまくいかない」と感じるとき、それは努力が足りないのではなく、見ている指標が少しズレているだけかもしれません。脂質や炭水化物を気にすることも大切ですが、それもまた半分正解で半分不正解。適切な脂質や炭水化物は、体を健康に保つために欠かせないものでもあります。
実際に、食事量は多くないのに疲れやすい方や、ダイエットを頑張っているのに停滞してしまう方ほど、体に必要な栄養が不足しているケースは少なくありません。
大切なのは、どれだけ減らしたかではなく、「何を入れているか」。
体調や体形の変化を感じたときこそ、ただ制限するのではなく、体にとって必要なものがきちんと届いているかを見直してみることです。
私が予防医学を学ぶ中で印象的だったのは、「細胞は本来、健康で若々しくあろうとする力を持っている」ということ。けれど、私たちの生活習慣が、その働きを邪魔してしまうこともある。
平井理央(ひらい・りお) 1982年東京生まれ。2005年、慶應義塾大学法学部卒業後、フジテレビ入社。スポーツニュース番組「すぽると!」のキャスターを務め、オリンピックをはじめ国際大会の現地中継などに携わる。13年フリーに転身。ニュースキャスター、スポーツジャーナリスト、女優、ラジオパーソナリティー、司会者、エッセイスト、フォトグラファーとして活動中。
【KyodoWeekly(株式会社共同通信社発行)No.17からの転載】
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