冨嶽三十六景など、世界中で人気の江戸の浮世絵師・葛飾北斎。83歳の頃に初めて長野県・小布施を訪れ、アトリエ的存在となった「碧漪軒(へきいけん)」で東町祭屋台天井絵「龍図」「鳳凰図」などの大作を残している。
北斎が晩年に小布施に移ったきっかけについては、幕府による天保の改革によって江戸では絵の制作が制限されたという説や、地元の豪農・豪商の高井鴻山の招きに応じたなど、さまざまな説があるという。80歳を越えても北斎の製作意欲は衰えず、小布施で上町祭屋台天井絵「男浪図」「女浪図」など多くの作品を描いた。北斎館には、晩年の作で絶筆ともいわれる「富士越龍」なども所蔵されている。











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