
2月末に開幕を迎えた2024年のJリーグ。今シーズンも激しい戦いが繰り広げられている。
今回はオリジナル10から遅れて1995年にJリーグ参入を果たした柏レイソルから「歴代最強の日本人選手」を選んでみた。
明神智和
生年月日:1978年1月24日
柏レイソル所属:1996~2005
兵庫県の出身であるが、小学校の頃に千葉県へと移住して柏レイソルのユースで育った明神智和。18歳でトップチームに昇格して出場を重ね、ワールドユースでも年代別日本代表の主力となった。
フィリップ・トルシエ監督からは高い信頼を受け、常に日本代表へと招集された。献身的なディフェンスを武器に日韓ワールドカップでも活躍、決勝トーナメント進出に貢献している。
2005年にはクラブがJ2降格したためガンバ大阪へと移籍し、遠藤保仁や橋本英郎、二川孝広ら黄金期のチームの中心選手となった。現在もガンバ大阪でユースの監督を務めている。
玉田圭司

生年月日:1980年4月11日
柏レイソル所属:1999~2005
2006年のワールドカップでブラジル代表を相手にゴールを決めた玉田圭司。鋭いドリブルと左足の決定力を武器に活躍した彼は、1999年に柏レイソルでJリーガーとなった選手だ。
主力として活躍しゴールを量産したが、2005年には自身の怪我もあってJ2降格に。それをきっかけに退団し、名古屋グランパス、セレッソ大阪、V・ファーレン長崎でプレーしたあとに引退した。現在は昌平高校サッカー部の監督。
酒井宏樹

生年月日:1990年4月12日
柏レイソル所属:2009~2012
柏レイソルの下部組織が生んだ最高傑作と言ってもいい酒井宏樹。年代別の日本代表では常に主力としてプレーし、フィジカルとクロスに優れたサイドバックとして知られた。
クラブがJ2を戦った2010年にデビューし、次年度にはレギュラーを奪取。
その後はマルセイユで長く活躍し、日本代表でも74試合に出場。2021年には9年ぶりにJリーグへ戻り、浦和レッズへと加入している。
伊東純也

生年月日:1993年3月9日
柏レイソル所属:2016~2018
神奈川大学から2015年にヴァンフォーレ甲府へと加入した伊東純也。学生時代はそれほど名前を知られていなかったが、J2で圧倒的なスピードを見せて一気に注目を集めた。
そして次年度に柏レイソルへと完全移籍。サイドバックでの起用も経験したが、後に攻撃的なポジションに定着して大ブレイク。日本代表にも定着し、2019年1月にはベルギー1部の名門ヘンクへと移籍した。
その後ベルギーでも驚異的なスピードで話題を集め、2022年には高額の移籍金でフランス・リーグアンのスタッド・ランスへと引き抜かれている。
中山雄太

生年月日:1997年2月16日
柏レイソル所属:2015~2018
柏レイソルの下部組織で育った中山雄太。2015年にトップチームへと昇格し、初年度は主にJ3に参戦したU-22選抜で12試合に出場。2016年にはレギュラーを奪取して左サイドバックやセンターバックとして活躍を見せた。
そして2019年1月、オランダ・エールディビジのズウォレへと移籍し、欧州に進出。