
2月23日に開幕を迎える2024年のJリーグ。今回は京都サンガFCでプレーしてきた外国人選手の中から、キャリアでの実績や同クラブでのタイトル数を考慮しながら「最強の5名」をピックアップした。
シジクレイ
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sidiclei de souzaシジクレイデソウザ (@sidi55) April 6, 2019
生年月日:1972年5月13日
京都サンガFC所属:1999年、2008~2009年
シーラスやエジミウソンらの活躍もあったが、初期のインパクトある選手といえばシジクレイ。後にガンバ大阪で長く活躍することになる名ボランチは、Jリーグ参入前のモンテディオ山形でプレーしたあとに京都パープルサンガへとやってきた。
実質所属したのは1年限りで、2年目には大分トリニータ、3年目にはヴィッセル神戸へと期限付き移籍。そしてJリーグ屈指の選手となったあと、2008年に京都へと復帰している。
パク・チソン
生年月日:1981年2月25日
京都サンガFC所属:2000~2003
大学を卒業してからすぐに日本へとやってきたパク・チソン。京都パープルサンガでは当初ボランチのポジションをこなしたが、後に攻撃的なポジションを任されて大ブレイクした。
2002年の日韓ワールドカップでの大活躍もあって一気に評価を高め、2003年にはPSVアイントホーフェンへと移籍。さらにマンチェスター・ユナイテッドでも長く重要な存在となり、世界トップクラスのミッドフィルダーへと成長した。
パウリーニョ
生年月日:1982年7月16日
京都サンガFC所属:2005~2009
2005年にJ2時代の京都パープルサンガへと加入した左利きの小柄なアタッカー。ブラジルU-23代表候補だった彼は、日本での初シーズンで32試合22ゴールを決めてJ2得点王に輝き、昇格に大きく貢献した。
2006年もJ1で14ゴール、再びJ2で迎えた2007年も24ゴールと得点力を見せたものの、その後アキレス腱断裂の大ケガを負ってしまったことで不運にも出場機会を失ってしまった。2010年に移籍したヴァンフォーレ甲府での活躍も印象深い。
アンドレイ

生年月日:1992年2月17日
京都サンガFC所属:2016
バヤリッツァやドウグラスと迷ったが、後の欧州でのプレーを鑑みてアンドレイ・ジロットを選んだ。パウメイラスから2016年に京都サンガFCへと加入し、J2でレギュラーとして活躍。J1昇格プレーオフ進出に貢献した。
期限付き移籍だったため所属は1年のみであったが、その後シャペコエンセを経てフランス・リーグアンの古豪ナントで長く活躍。ボランチからセンターバックにコンバートされて更にブレイクし、リーグ屈指の守備者として評価された。現在はサウジアラビアのアル・ターウーンでプレー。
ピーター・ウタカ

生年月日:1984年2月12日
京都サンガFC所属:2020~2022
Jリーグの歴史上でも屈指の外国人選手となったピーター・ウタカ。2015年に清水エスパルスと契約して来日し、それからサンフレッチェ広島、FC東京、徳島ヴォルティス、ヴァンフォーレ甲府でもプレー。2020年に京都サンガFCと契約した。
すでに30代後半であったにもかかわらずJ2得点王に輝き、2年目にも21ゴールを叩き出してJ1昇格に大きく貢献した。2023年に移籍したヴァンフォーレ甲府ではAFCチャンピオンズリーグにも出場し、大会最年長ゴールも決めている。