昔から頻繁に行われているテレビ番組での占い企画だが、中には科学的根拠のない占い師に反発する芸能人もいた。
占い嫌いとして特に有名なのが、先日亡くなった上岡龍太郎氏だ。彼はある番組で占い師と共演した際、相手に向かって「じゃあ、僕があなたを殴るかどうか占ってみてください」と発言。そして占い師が「殴らないと思います」と返すも、上岡氏はすぐさま殴ったというエピソードは有名である。
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他にアンガールズ・田中卓志も今年2月、ラジオ番組で占いについて否定的な意見を明かしている。田中によれば、ある有名占い師は昨年、俳優の香川照之に対して、「ここから5年、絶好調」と占っていたのだとか。しかしその後、香川の性加害疑惑が報じられたことで、表舞台から姿を消すことに。これに田中は「あんな大外しして(その占い師は)今も占いの活動してんのよ。
また、2012年に漫才賞レース『THE MANZAI』で優勝したハマカーン・神田伸一郎も占い師に激怒した過去がある。彼は優勝直後のイベントで占い師と共演。その際、「まぐれで優勝した」「今後も生き残らない」などと言われたことで、イベント中にもかかわらず、「人の悪口でメシ食ってんじゃねぇ!」とマジギレしてしまったのだ。後に神田は当時のことについて、「(占い師からの辛辣な言葉を何度か堪えたものの)まだ言ってくるかと思って……。本当に事故を起こしてやろうと思って」とキレた理由を明かしている。
テレビなどで定番の占い企画だが、外れた時に責任を取らない占い師ばかりであるため、嫌悪感を抱く芸能人も少なくないようだ。