台湾版Yahoo!の「Yahoo!奇摩」にこのほど、日本のアニメ作品に登場するエルフの数が急増していると紹介するコラムが掲載された。
コラムはまず、「『葬送のフリーレン』に登場するエルフ・フリーレンからさかのぼると、日本のアニメ作品にはしばしば長い耳、長寿、弓や魔法に長けたファンタジーのキャラクターが登場する。
続けて、「日本のイラストレーターで漫画家のダテナオト氏が共有した、日本のアニメ作品における『エルフの発展』を見ると、1981~1988年にはエルフが登場するアニメ作品は10作品程度しかなかったことが分かる。しかし、1988~2000年にはエルフが登場する作品は134作品に増加した。これは1988年1月に創刊されたファンタジー雑誌『ドラゴンマガジン』がきっかけとなっている。同誌で1989年に小説版とコミカライズ版が両方連載された『スレイヤーズ』や、同じく同時期に連載された『ロードス島戦記』がその一例だ」と説明した。
そして、「興味深いことに、2000年以降アニメに登場するエルフの数は急激に減少した。その数が徐々に回復したのは『小説家になろう』という小説投稿Webサイトが登場した 2004年4月。そして、2012年にアニメ版『ソードアート・オンライン』が放送されて以降、日本のアニメ作品でエルフが登場する数は明らかに増え、年間10作品から16作品に大幅に増加した。2016年以降『異世界/転生』ジャンルの人気が爆発的に高まったことから、エルフが登場するアニメ作品は年間30作品から40作品以上に増加。2024年は4月までに、すでに13作品にエルフが登場している」と言及した。
コラムは、「この現象は多くのネットユーザーの議論を呼んだ。