中国SNSを騒がせた「スターがカジノで10億元の大負け」、AI使ったフェイクニュースだった
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中国のSNS上でさまざまな臆測が飛び交った「大物スターがカジノで大負けした」との話題について、中国公安部は14日、人工知能（AI）を使ったフェイクニュースだったとして、36歳の男に8日間の行政拘留処分を科したことを明らかにした。

中国では10日以降、「大物スターがマカオのカジノで10億元（約200億円）負けた」との情報がネットで広まっていた。

関連の話題はたびたびSNSのホットワードランキングに登場。真っ先に疑惑の目を向けられた台湾の人気アーティスト、ジェイ・チョウ（周杰倫）の音楽事務所が報道内容を全否定する声明文を発表する事態にもなっていた。

公安部は発表の中で「アクセス数や利益目当てで虚偽情報を作った」「公共の秩序を深刻に乱した」などとしており、これに中国のネットユーザーからは「8日間は軽いのではないか」「サイバー空間は無法地帯ではない」という声や「この数日間、ジェイ・チョウにとってはまさに不慮の災難だった」などの声が上がった。（翻訳・編集/野谷）

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