北京市内の国家コンベンションセンターで8日、第27回北京科学博覧会が始まりました。会期は4日間で、中国内外から800以上の科学技術企業と組織が出展しています。
今回の科学博のテーマは「科学が創る未来」で、最先端の科学技術、新興産業、未来型産業を中心に据えて展示会、貿易投資促進活動、オンラインの展示とマッチングという3つのセクターを設けました。会場総面積は約5万平方メートルで、ハイテクの革新成果1200件以上が展示され、それぞれIT技術、スマート製造、医薬保健、カーボンニュートラルとカーボンピークアウト、デジタル経済、地域革新の6つの専門エリアで展示されています。
会期中には2025北京国際投資貿易商談会も開催されます。科学技術による貿易促進の場には世界各国から100社以上の企業がスマート製造やグリーンエネルギーなどの具体的なプロジェクトをめぐって協議し契約する予定です。
今回の科学博では、知的財産権サービス展示エリアが初めて設けられ、革新型企業や機関により専門的で市場志向のサービスを提供し、北京の科学技術資源の強みを経済社会の発展における優位性に進化させることを促しています。
北京市貿易促進会国際展覧部の安永軍部長は、「展示会やPR活動、商談、政策発表などの形を通じて多国籍企業に明確な投資の指針を提供し、企業の投資に対する確信を強め、政府と企業の定期的な交流仕組みとプラットフォームを構築していく」と説明しました。(提供/CRI)