欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁はこのほどフランスメディアのインタビューに応じた際、最近のユーロの対ドル高は関税政策を含めた米国の「気まま」な政策によるものであり、これは欧州にとってチャンスだと述べました。

ラガルド氏は、「米国の新政権が発足すると、国際協力の三つの柱とされる経済、政治、国防分野の情勢が直ちに変わった。

これは脅威というよりも逆にチャンスだ。現在、欧州は米国の法治、司法システム、貿易ルールが挑戦を受けて不確実性が持続していることに気付いている。欧州は、穏健な通貨政策と独立した中央銀行を持つ、安定した経済・政治地域と見なされている。欧州の指導者らはこのチャンスをつかみ、欧州連合(EU)協力を深めるプロセスを加速しなければならない」と強調しました。(提供/CRI)

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