2025年5月21日、台湾メディア・大愛電視は「コメ高きこと金のごとし」と題し、コメ価格の高騰が続く日本で麺食やパン食に切り替える人が増えていると報じた。

記事は、日本でコメ価格が18週連続で上昇した後一旦下落したものの、再び上昇に転じて5月11~17日の週には5キロ辺り4268円と、2022年3月以降で最高値を更新し、昨年同時期の2倍にまで高騰したと紹介。

日本の市民からは「コメを買う回数が減った。なるべく安い場所で買うようにしているが、5キロ4000円を超えるのはあまりにも高すぎる」との声が聞かれたことを伝えた。

また、日本政府による備蓄米の放出も効果が薄く、3月に21トンを放出したにもかかわらず、4月27日時点で流通しているのはわずかに10%程度にとどまっていると指摘した。

そして、コメ価格の高止まりを受けて、日本では米飯の回数を減らしたり、1日3食をすべてパンに切り替えたりする市民が出ているとし「米食を愛してきた日本人がどれほどつらい状況にあるかは、推して知るべしだ」と評している。(編集・翻訳/川尻)

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