2025年5月27日、韓国・JTBCは「大邱(テグ)市で大統領選に向けた選挙運動を妨害した20代の男が逮捕された」と伝えた。
報道によると、大邱・新梅(シンメ)広場で26日に野党「共に民主党」の街頭演説が行われ、朴柱民(パク・ジュミン)議員が演説を立っていたところ、赤いベンツが選挙カーの前に止まり、数回にわたりクラクションを鳴らして妨害した。
その後、車を降りてきた男は運動員らともみ合いになったが、駆け付けた警察官に公職選挙法違反と傷害の容疑で緊急逮捕されたという。
共に民主党大邱支党は「明白な政治テロであり、民主主義を正面から否定する深刻な犯罪だ」とする論評を出し、示談などには応じない姿勢を示している。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「あきれてものが言えない」「レベルが低くて恥ずかしい。不満があるならただ違う党の候補者に投票すればいいだけ」「気に入らないならそのまま通り過ぎればいいのに、人が集まってる所に突進するなんて」「これが与党支持者のレベル」など怒りの声が多数寄せられている。
一方、「動画を見たけど、通り抜けようとしてちょっとクラクションを鳴らしただけに思えた」「徐行してるのに車に群がっていくほうも問題では」「それほど民主党と李在明(イ・ジェミョン)を嫌悪しているのはなぜなのかを考えてみなよ」といったコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)