中国スポーツメディアの懂球帝によると、ドイツの卓球クラブ、1.FCザールブリュッケンは5月31日、2024年パリ五輪男子シングルスで優勝しグランドスラム(五輪、世界選手権、ワールドカップの全てでシングルス優勝)を達成した中国の樊振東(ファン・ジェンドン)が同クラブを代表して卓球ブンデスリーガ(TTBL)の来シーズンの試合に参加すると発表した。

クラブの声明によると、樊は「欧州の冒険」に乗り出すことに意欲的で、「ザールブリュッケンとTTBLでの新たな挑戦を本当に楽しみにしている。

このクラブの一員となり、新しい環境に慣れ、チームと一緒に多くの成功を祝うことを渇望している」とのコメントを発表した。

チームマネジャーのニコラス・バロア氏は、樊の加入までのプロセスは「すべてが驚きで、あまりにもあっという間の出来事だったので、まだ信じられないが、これは現実で、樊振東が私たちのチームでプレーしてくれることになった。これはスポーツ界にとって大きな節目であるだけでなく、私たちのクラブ、そしてドイツと欧州の卓球界全体にとっても大きな瞬間だ」と語った。(翻訳・編集/柳川)

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