中国がビザ免除措置の対象国を拡大し続けているのを背景に、今年の夏、中国のインバウンド市場は引き続き活況を呈している。中国国家移民管理局が16日に発表した統計によると、今年上半期、出入国した外国人の数が安定して増え、前年同期比30.2%増の延べ3805万3000人に達した。

そのうち延べ1364万人はビザ免除措置を利用して中国に入国し、中国に入国した外国人の71.2%を占め、前年同期比で53.9%増となった。新華網が伝えた。

入国する外国人が最も多い上海では1日からインバウンド客の入国者数が夏場のピークを迎えている。15日までの間に、上海の空港で入国審査を受けた外国人の数は前年同期比35.5%増の延べ18万7000人に達した。そのうち延べ9万2000人は、ビザ免除措置、または240時間以内のトランジットビザ免除措置を利用して入国し、上海の空港から入国した外国人に占める割合は約50%になっている。

夏も続く「チャイナ・トラベル」ブーム、上海の外国人入国者数が夏場のピークに

夏も続く「チャイナ・トラベル」ブーム、上海の外国人入国者数が夏場のピークに

外国人にとって便利なビザ関連の措置が続々と打ち出されていることで、中国に旅行に来る外国人が急増している。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

夏も続く「チャイナ・トラベル」ブーム、上海の外国人入国者数が夏場のピークに

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