2025年8月4日、海苔弁専門店「海苔弁いちのや」が、アニメ「鬼滅の刃」とのコラボレーション弁当を販売し、中国のSNS・微博(ウェイボー)で話題になっている。(本記事はネタバレを含みます)

海苔弁専門店「海苔弁いちのや」が、7月18日に公開された劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来にちなんだ2種類ののり弁当を8月4日より販売開始した。

主人公・竈門炭治郎(かまどたんじろう)と鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)をモチーフに、キャラクターの個性を「味」と「彩り」で表現した限定仕様となっており、それぞれオリジナルパッケージの蓋の裏には白黒のキャラクタービジュアルが印刷されている。

「炭治郎弁当」は、炭治郎のイメージカラーである緑をテーマに構成。短角牛と四元豚を使用したハンバーグに大葉とかぼすを添え、さらに大きなちくわの磯辺揚げや、炭治郎の好物として知られるタラの芽の天ぷらなどが詰め合わされている。

一方、「無惨弁当」は無惨をイメージした黒と赤の色合いが印象的な弁当で、鶏の照り焼きにはイカ墨ソースを合わせ、カニカマの大きな天ぷらや岩手県産純情牛と椎茸のすき煮などが盛り込まれた構成となっている。

いずれも2500円(税込)で、オリジナル場面写風呂敷が付属する。「いちのや」系列店舗および百貨店催事場などで販売されるほか、一部百貨店のECサイトでは予約販売も行っているが、売り切れ次第終了となる予定だ。

微博で611万人以上のフォロワーを持つアニメブロガーは「無惨弁当」に注目。中国語で「弁当」は、ネットスラングで「キャラクターの退場(死亡)」との意味があるため、「無惨様の『弁当』が登場したが、キャラクタービジュアルが白黒で、今回こそ本当に『弁当』になってしまった」と投稿し、皮肉った。

すると、ネットユーザーからは「参りました!」「まさかの白黒写真!」「無惨弁当、遺影付きです」「ナイスすぎる。これは笑う」「はは(笑)やり方が面白すぎる」「笑いが止まらない。ネタ仕込みすぎでしょ!」との反応が寄せられた。

一方で、「でもかっこいい」「普通にかっこよくない?」「なんかんだでかっこいいわ」「正直ちょっとかっこいいと思った」「これ『無惨』って感じ出てるね(笑)」「見た目はアレだけど、ちょっと食べてみたくなる」などと、好意的な声も集まった。

また、「食べたら即上弦の鬼になれそう」「というかこれ、無惨の肉ってこと?」「素朴な疑問なんだけど、これ食べたら血鬼術使えるようになる?」「どこで売ってるの!?鬼殺隊を応援したいんだけど(笑)」などと、冗談を言うユーザーも見られた。(翻訳・編集/岩田)

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