カンボジアとタイの国境問題を話し合う国境総合委員会(GBC)の特別会議は8月7日、両国の停戦協定について合意に達し、双方は関連文書に署名しました。タイ国防相代行によると、タイとカンボジアは東南アジア諸国連合(ASEAN)が停戦を監視するオブザーバーを派遣すること、両国は国境に軍隊を増派しないことで合意したとのことです。
カンボジア側は、「双方は停戦措置について詳細な協議を進め、地域監視メカニズムの構築を支持し、両国の相互信頼を回復した」と述べ、双方が国際人道法に従い、捕虜となった兵士を扱うことに同意しました。
一方、タイ側は、「双方は停戦合意に達し、円滑な意思疎通を維持し、二国間メカニズムを通じて問題を解決する」と述べ、ASEAN加盟国などが両国の停戦実施状況を監視することで双方は合意したと表明しました。
両国はまた、次回のGBC特別会議を1カ月以内に開催することで合意したことも明らかにしました。(提供/CRI)