9月17日は世界サイクリングデーです。中国自転車協会が同日発表した統計データによると、中国の自転車の保有台数は2億台を超え、電動自転車は約3億8000万台に上ったとのことです。

中国では、自転車や電動自転車を利用した外出の普及に伴い、1日当たり約1万トンの炭素排出が削減され、これはガソリン約660万リットルの節約に相当します。全国の都市部住民は外出時に、平均して100回のうち約30回自転車や電動自転車を利用しています。

一方サイクリングは、交通手段だけでなく、新たな社交のトレンドとしても注目されています。全国のサイクリング愛好家は1800万人を超え、サイクリングをライフスタイルに取り入れている人は1億人を超えています。インフラの改善や人々の環境意識が高まるとともに、サイクリングは単なる交通手段から、より健康的でグリーン・低炭素のライフスタイルへと移り変わっています。

こうしたトレンドにおいて、電動自転車は普通の自転車に比べ、省力化でき、スマートで長距離走行が可能な優位性を持つことから、世界のサイクリング市場をけん引しており、多くの国でスローモビリティーを構成する重要な一部となっています。(提供/CRI)

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