台湾メディアの自由時報は20日、最新の世界野球ソフトボール連盟(WBSC)男子野球世界ランキングを取り上げ、「台湾は2位の座を維持し、中国は2027年のWBSCプレミア12の出場枠を争う」と伝えた。

記事はまず、沖縄で開催されたWBSC U-18ベースボールワールドカップ2025の結果を受けて発表された最新のWBSC男子野球世界ランキングで、優勝した米国が4283ポイントで世界3位、準優勝の日本が6646ポイントで世界1位、韓国を破って3位の台湾が5086ポイントで世界2位と、順位に変動はなかったと伝えた。

そして、最新のランキングでは、トップ10の順位に変動が見られたが、トップ12の国・地域は変わらなかったとし、ベネズエラとパナマはそれぞれ1つ順位を上げ、キューバは9位でトップ10に返り咲き、4~12位は韓国、ベネズエラ、メキシコ、プエルトリコ、パナマ、キューバ、オランダ、オーストラリア、ドミニカ共和国の順だったと伝えた。

また、13~20位はコロンビア、イタリア、チェコ、ニカラグア、英国、ドイツ、中国、カナダの順だったことにも触れ、27年から16チームに拡大されるWBSCプレミア12について、25年末のWBSC男子野球世界ランキング上位12チームは直接出場権を獲得し、13~18位のチームとワイルドカード2チームはプレミア12予選で残りの4枠を争うと紹介した。(翻訳・編集/柳川)

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