6月中旬に開幕したサッカーW杯北中米大会では、ユニフォーム姿の「LABUBU(ラブブ)」が登場し、中国発のオリジナルIPが国際舞台に立ちました。今大会でも、中国企業は多方面で大会の効率的な運営を支援しています。

家電大手のハイセンスは3大会連続でW杯の公式スポンサーを務めています。同社のディスプレイ設備は米ダラスの国際放送センターや審判センターに導入され、ピッチ上の細やかな動きを捉え、正確な判定を支援します。一方、コンピュータメーカーのレノボは、「W杯サッカーAIスーパーエージェント」などのサービスを提供し、全16会場での戦術分析や判定補助に活用されています。

今大会の公式球「トリオンダ」は、すべて深セン市のスポーツ用品工場で生産されています。充電式の同ボールの内部には、センサーを空間に固定するサスペンションシステムが採用されており、内蔵された500Hzのチップが1秒間に500回のボールタッチデータを記録します。このコア技術となるセンサーモジュールは、江蘇省淮安市のメーカーが提供したものです。さらに、競技場内の専用人工芝、LED広告パネル、大型スクリーンなどの多くも中国製です。

ファン向けの応援グッズについては、ウェアや応援ラッパ、テーマメガネ、帽子、カツラからペット用ユニフォームに至るまで、浙江省義烏市が世界中の観戦グッズを需要の大半を支えています。地元税関のデータによりますと、W杯特需の影響により、2026年第1四半期における義烏市のスポーツ用品・設備の輸出額は前年同期比12%増の28億3000万元(約670億9050万円)に達しました。

ポップマート(POP MART)のIPである「LABUBU」は、大会の特別ゲストとして登場しました。これに先立ち、同ブランドのTHE MONSTERSとW杯のコラボシリーズが正式に発売され、ぬいぐるみチャームやグラスのブラインドボックスなど多様な商品が展開されています。

さらに「目に見えない」部分でも、中国は世界と環境に配慮した交通分野のノウハウを世界に提供しています。

アステカ・スタジアムのW杯に向けた全面改修工事は中鉄建工が実施しました。メキシコの開催3都市で運行される115編成の新型ライトレールは中国中車(CRRC)が製造し、メキシコシティの800台の新エネルギーシャトルバスも95%が中国製です。

中国企業はビジネス協力、中核技術のサポート、会場・交通インフラ、文化クリエーティブグッズなど、多方面から今大会のW杯に参画しています。中国製造業の海外展開は、もはや単なる製品の輸出にとどまらず、技術、基準、理念の全面的な共有へと進化しています。(提供/CGTN Japanese)

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