2026年10月4日、韓国メディア・韓国経済は「16年ぶりとなる『最悪の不振』にあえぐ現代自動車が7000万ウォン(約800万円)台のGV80を投入する」と報じた。
現代自動車の1~9月の国内外販売台数は計288万6763台で、前年同期(310万5346台)比7%減少した。
特に国内市場での不振が目立った。販売台数は44万8181台で、世界金融危機が襲った2008年(44万763台)と同水準だという。スポーツ多目的車(SUV)の販売が大幅に減少し、「サンタフェ」が前年同期比31.7%減、「パリセード」が同41.8%減、「ツーソン」が同39.0%減だった。高級ブランド「ジェネシス」も28.9%減少した。
一方、起亜自動車の1~9月の国内外販売台数は前年同期比4.4%増の247万8144台に達しており、明暗が分かれた。
現代自動車の販売が特に低迷した理由について、専門家は3月に発生した部品メーカーの火災を挙げた。このメーカーはパリセードやジェネシス向けにエンジンバルブを供給していたため、これらの車種の生産ラインに一部支障が生じた。
さらに8月には、現代自動車の労組が2016年以来10年ぶりとなる全面ストライキを実施した。今年、現代自動車労組は合計60時間にわたるストライキを行い、その結果、約5万5200台の生産に支障が生じたとの分析が出ている。
このほか、中国のBYDや米国のテスラなど、EVメーカーが海外市場でシェアを拡大していることも現代自動車にとって逆風となったと記事は分析している。
現代自動車は今後、新車のラインアップを拡充することで販売台数を回復させる方針だ。今月、ツーソンの5代目フルモデルチェンジ車とジェネシスGV80のハイブリッドモデルを韓国で発売する。価格は業界の予想より最大500万ウォン近く安い7000万ウォン台後半に設定されるとみられ、競合車のレクサスRX 350hよりも約10%安くなるという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「品質に対して値段が高すぎると思う」「7000万ウォン出すならベンツを買う」「同じクラスの外車と価格差が縮まってきているのに、国産車にこだわる理由があるか?」「現代自動車は高級車じゃないぞ、目を覚ませ。なぜ安い車を提供しようと思わない?」など、厳しい声が多数寄せられている。
また、「労組の組合員をごっそりクビにして販売価格を下げるといいよ。値段が高すぎるにもほどがある」「自分が現代の車を買わないのは労組が気に入らないから」「外車を選ぶ理由を労組が提供している」など、労組を批判するコメントも多く見られた。(翻訳・編集/麻江)











