◆第60回東京盃・Jpn2(10月8日、大井競馬場・ダート1200メートル、良)

 砂のスプリント決戦が14頭立て(JRA5、南関東9)で行われた。4番人気のゼーロス(牡3歳、大井・荒山勝徳厩舎、父ダノンレジェンド)が好位から鼻差差し切り、ダートグレード競走初勝利(重賞3勝目)となった。

笹川翼騎手は当レース初勝利で、昨年のJBCスプリント以来(ファーンヒル)のダートグレード競走勝利。2歳時にハイセイコー記念を制し、1200メートルに距離を短縮した前走の優駿スプリントを好時計勝ち。勢いに乗り、初の古馬相手をものともせず、重賞連勝でスプリント戦線の主役候補に名乗り出た。勝ちタイムは1分11秒0。

 ゼーロスにはJBCスプリント・Jpn1(11月3日、金沢競馬場・ダート1400メートル)への優先出走権が与えられた。

 6番人気だったJRAのヤマニンチェルキ(御神本訓史騎手)が2着。8番人気だったJRAのトウカイマシェリ(鮫島克駿騎手)が3着に続いた。

 笹川翼騎手(ゼーロス=1着)「率直に馬と厩舎の方々、また調教師の先生、オーナーに感謝の気持ちでいっぱいです。

 千二で速い馬がそろっていましたので、スタートのダッシュだけつけたいというところで、それに応えてくれ、速い流れだったのですけど、しっかりついて行ってくれました。

 (追って追って差し切った)ペースが少し流れているように感じていました。正直、追っての反応は前回ほどではなかったですけども、最後は底力というか、外から馬が見えたときは、ひと踏ん張りしたような形で馬がよく頑張ってくれたと思います。

 (外から来たときに反応した)そこがこの馬のいいところであるのですが、逆を言えば少し難しいところも兼ね備えているので、今日はそこがいい方に出たのかなと思います。

 (心身ともに成長が見込めるのでは)中間、小林でまたがったときから成長を感じていました。きょうもまたがって体重は変わっていないけど、サイズが大きくなったのを感じていました。何よりレースに慣れてきて、乗りやすくなってきたのが一番なんですけど、まだ注意しなければいけないところが何点かあるので、そこはこれからも気をつけていきたいです」

 ゼーロス 父ダノンレジェンド、母サトノニーケ(父マンハッタンカフェ)。大井競馬場小林分場・荒山勝徳厩舎所属の牡3歳。北海道新ひだか町・千代田牧場の生産。通算9戦5勝。総獲得賞金は1億1540万円。主な勝ち鞍は25年ハイセイコー記念・S1、26年優駿スプリント・S2。馬主は(株)カナヤマホールディングス。

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