◆第31回秋華賞・G1(10月18日、京都競馬場・芝2000メートル)1週前追い切り=10月8日、美浦トレセン

 スイートピーSを制したカナルサンマルタン(牝3歳、美浦・宮田敬介厩舎、父リアルスティール)が、好調を感じさせる動きを見せた。復帰戦に予定していた8月の佐渡Sは、新潟への輸送中に馬運車で暴れて外傷を負ったため、直前に回避していた。

宮田調教師は「今思えば暑いなかで気持ちもカリカリしていましたし、心身ともに苦しさがあったのかな」と振り返る。今回は仕切り直しの一戦だ。

 この日は美浦・Wコースでアドマイヤウルトラ(3歳1勝クラス)と併せ馬を行い、5馬身の追走から馬なりでスムーズに反応し、一杯に追われた相手に脚いろ優勢で1馬身先着した。5ハロン65秒2―11秒3は自己ベスト(64秒5)に次ぐ好タイムで、一頓挫の影響は全くなさそうだ。トレーナーは「馬の方からスッとギアを上げて前に出て行きました。加速する脚は素晴らしいものがありますね」と称賛した。

 キャリア4戦目で重賞初挑戦がG1とハードルは高いが、底を見せていない魅力を持つ。指揮官も認める能力の高さを発揮すれば、大仕事をやってのける可能性は十分だ。

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