2026年10月22日、香港メディア・香港01は、米アップル初の折りたたみスマートフォン「iPhone Duo」について、中国本土のブロガーの実機テストで多くのアプリが7.6インチの大画面に未対応だと分かったと報じた。

記事は、23日のiPhone Duo発売前にレビューが解禁され、中国本土の主要なガジェット系ブロガーが相次いで使用感を紹介しており、現時点での最大の弱点として、ソフトウェアの対応が大きく遅れている点が挙がっていると紹介した。

記事によると、著名テック系ブロガーらが公開した検証動画では、テストした25の主要アプリのうち約8割が折りたたみ画面への本格的な対応をまだ済ませていなかった。中でも、中国の国民的通信アプリ「微信(WeChat)」は、開いた状態で折りたたみ端末として認識できず、専用の「タブレット大画面モード」も用意されていないため、画面の両側に大きな黒帯が出たという。未対応のアプリは中央に表示されるか、縦横比のまま拡大されるだけで、大画面ならではの2画面マルチタスクや没入感といった強みが大きく損なわれているとのことだ。

これらの指摘について記事は、アップルの公式カスタマーサポートが、ソフトウェアの非対応に関する正式なフィードバックはまだ受けておらず、出回っている情報は第三者のテスト内容だとした上で、今後の今後の公式配信を基準とするよう求めたと紹介。一方、騰訊(テンセント)のカスタマーサポートは、微信のチームがアップルの折りたたみ端末向けの対応作業を積極的に進めており、早期にバージョンアップを提供して大画面での使い勝手を改善していくと回答したことを伝えた。

記事によると、ソフトウエアの対応をめぐって不満の声が出ているものの、中国では同機種の購入熱が依然として高いようだ。16日に予約受け付けが始まると各モデルはすぐに完売し、得物(Dewu)などの中古品取引サイトでは初回入荷分に最大で7000元(約16万4000円)を超えるプレミアが付いたという。記事は、多くのアップルファンが発売の数十時間前からテントを持参してコストコの店舗前で徹夜で並んだことにも触れ、超高額の折りたたみ新製品をめぐる過熱ぶりはとどまるところを知らないと評した。(編集・翻訳/川尻)

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