中国メディアの上観新聞などによると、卓球中国男子の樊振東(ファン・ジェンドン)がサッカースペイン1部リーグのレアル・マドリードに所属するフランス代表のキリアン・エムバペのSNSアカウントのフォローを解除したという。

AFP通信によると、エムバペは動画で、自身を使ったネット上のミーム画像で最も面白かったものは、自分の顔を「中国の独裁者」の体に合成したものだと発言した。

この独裁者とは中国建国の指導者、毛沢東を指すと受け止められ中国で炎上。中国飲料大手の東鵬飲料など複数の中国企業がエムバペとの協力関係を打ち切ると表明し、中国国営中央テレビ(CCTV)もスペイン1部リーグの試合中継とエムバペが出演する広告の放映を停止すると発表するなど騒動が拡大した。これを受け、エムバペはフランス語、中国語、英語での声明で、「私の発言は軽率だった。中国や世界各地の中国系コミュニティーの多くの人々を傷つけたことを今は理解している」とし、不快な思いをさせたすべての人に謝罪した。

2024年パリ五輪男子シングルスで優勝しグランドスラム(五輪、世界選手権、ワールドカップの全てでシングルス優勝)を達成した樊はマドリディスタ(レアル・マドリードの熱心なファン)としても知られる。樊は試合に勝利した後、エムバペのゴール時のパフォーマンスをまねしたり、レアル・マドリードの本拠地であるベルナベウを見学した際にエムバペと撮影したツーショット写真を公開したりするなどしていた。

エムバペの炎上騒動を受け、中国のSNSでは、樊に対し、エムバペのSNSアカウントのフォローを解除するよう求める声が多く寄せられていたという。(翻訳・編集/柳川)

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