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6月22日(火)発売の「小説新潮」7月号から、 原田マハの新連載「晴れの日の木馬たち」がスタートする。 今や日本におけるアート小説の第一人者として他の追随を許さない、 原田マハ氏。
その評価を決定づけたのは、 「小説新潮」に連載された『楽園のカンヴァス』(2012年、 山本周五郎賞受賞)と『暗幕のゲルニカ』(2016年、 直木三十五賞候補)。 その原田氏の、 3回目の「小説新潮」連載となる「晴れの日の木馬たち」は、 三つの時代を生きた一人の女の一生を描く大河小説で。 倉敷、 東京、 そしてパリ。 様々な出会いに背を押されて、 岡山出身の一人の女工が、 ヘミングウェイやマティスと交流を結ぶまでに成長するが、 そこに第二次世界大戦が勃発する……。 毎回、 目が離せない長編小説となること必至だ。 新作「晴れの日の木馬たち」あらすじ 山中すてら、 十六歳。
病気の父を支えるために、 倉敷紡績で働く女工である彼女は、 勉学、 特に文学や語学が大好きだ。 ある晩、 工場の寮。 部屋に差し込む月の光に照らされて、 彼女は同室の友人たちに、 作家になることを高らかに宣言する……。
原田マハ、明治・大正・昭和を生きた女の一生を描く大河小説に挑む!
(c)森栄喜