21日に北京五輪の卓球女子シングルスの4回戦に出場した福原愛選手は試合後、中国人観客の「福原愛 加油!」(ヂア・ヨウ=頑張れ)の声が聞こえたと語った。騰訊体育が伝えた。


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 対戦相手は中国の張怡寧選手。アテネ五輪の金メダリストで世界ランキング1位の「卓球の女王」だ。福原選手は1対4で敗れたが、さわやかな笑顔を見せた。

 試合中は「張怡寧 加油!」の声に、「福原愛 加油!」の声も混じった。観客の多くは中国人で、会場が日中の選手双方に声援を送った格好だ。

 福原選手は試合後「張選手は北京出身で地元の選手。それにも関わらず、私を応援してくれる人がいました。中国の観客の皆さんに心から感謝します」と述べた。

 福原選手は、記者に対して中国語で受け答え。中国人によると、福原選手の人気は中国語による部分も大きいという。基本的にはとても上手な普通話(共通語)だが、主な拠点だった遼寧省の「なまり」が時おり入るのも、同僚などとの親密な交流をうかがわせて微笑ましいとのこと。

 福原選手は観客への感謝に続けて、「団体戦では力が出せず、メダル獲得を逃しました。
今日の試合は、実力を発揮できた。これから、もっと強くならければいけません」と語った。(編集担当:如月隼人)

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