大型棺は9日、木棺は10日午前に開棺された。
被葬者の状態は良好で、現代医学の手法を応用した検査を行なうという。
同棺が納められていた墓室からは、腕時計を模した工芸品が見つかった。外部は銅製で針は10時6分を示し、裏側には「スイス製」との文字があった。墓は明代(1368-1644年)または清代(1644-1912年)のものとされている。スイス製腕時計が中国に伝わった年代とは明らかな隔たりがあり、専門家も「理解に苦しむ」と述べた。(編集担当:如月隼人)
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