東京の新国立劇場で30日、第51回日本レコード大賞の授賞式が行われ、最優秀新人賞を、韓国出身のダンス・ボーカルグループ、BIGBANG（ビッグバン）が受賞した。大賞は昨年に続き、EXILE（エグザイル）が選ばれ、男性グループとしては初の連覇となった。




　BIGBANGのメンバーはG－DRAGON、SOL、T．O．P、D－LITE、V．Iからなる5人組で、韓国では2006年にデビューし、日本では昨年の1月にインディーズからミニアルバムを発表。今年の6月にはシングル『MY　HEAVEN』で、正式なデビューを果たしている。

　D－LITEは番組内のインタビューで、司会の堺正章さんに「日本と韓国の音楽業界の違いを感じたことはあるか」と問われ「（日韓の違いというよりも）舞台の上ではいつでも新しい発見があるので、楽しい。またお弁当も美味しい」と答え、会場内の笑いを誘った。

　日本に滞在する韓国人女性は「BIGBANGが『ガラガラ GO！！』という曲で最優秀新人賞を受賞した。彼ら自身も受賞が信じられない様子で、戸惑いを見せていた。私自身はヒルクライムが受賞するのでは、と思っていたのでとても驚き、思わず拍手をしてしまった。本当にうれしい限り」と自身のブログで語っている。

　受賞曲となった『ガラガラ GO！！』のタイトルの意味を「I gotta　Goからイメージした言葉。『行くぞ、行くぞ、行かなきゃ』や『一緒にダンスを踊りましょう』といった感じ」とV．Iは説明。2010年もBIGBANGの快進撃は続くのか、その活躍とさらなる前進を、日韓のファンは応援している。（編集担当：李信恵・山口幸治）

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