男性が落下したビルは同市西城路に面したビル。1階には商店が入居し、2-4回は簡易宿泊施設、5階は付近で臨時雇いなどで働く労働者に、部屋を賃貸している。
近くの商店主によると、「店内にいたが、大きな音が聞こえた。変圧設備が爆発したと考え、今日もまた停電と思ったことを覚えている。店を飛び出てみると、路上にが横たわっていた。空中には青い煙がただよっていた。男性の下半身はずたずただった。爆発のためだろう」という。
男性の落下地点の近くには、懐中電灯の破片や直径20センチほどのアルミ缶、アルミの破片などが残されていた。男性は金属製の容器に爆薬を入れて手製の爆弾を作り、腰部分につけていたとみられる。
男性は現金100元あまりを所持していたが、身元を証明するものは見つかっていない。飛び降りたビルにある宿泊施設に登録もしていなかった。5階に住んでいたひとりは、落下の前に、同ビル5階の階段で体をつかまれ、「一緒に死のう」などと大声で迫られた。「あの人に、間違いない」という。それまで、面識はなかったという。。
市警察は男性の身元や死にいたった詳しい事情を調べている。(編集担当:如月隼人)
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